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群ようこ著 『おかめなふたり』
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本を買う時は、店内をあれこれ迷って候補を決めて、その中から1冊を
やっとレジに持って行くのだけれど、何故かこう言う「猫もの」の本に関しては
ついつい財布の中身の事も考えず衝動買いしてしまう。
しかもこの装幀、猫を飼ってる人のセンサーにピピピと反応するじゃない!

中身は群さん自身が、ある雨の夜にやって来た「おかめ猫」しいちゃんとの出会いと生活を
綴ったエッセイ集で猫を飼った事のある人なら誰もがフムフムと頷きながら、
猫に興味のなかった人でも、群ようこと言う大作家先生が猫に振り回されながらも、
その生活に幸せを実感していく様子が書かれてて、只それだけなんだけどとっても面白い。

我が家の2匹もそうだけど、ある日突然何の前触れも無しにやって来て、その後の生活を
ガラリと変化させてしまう猫と言う生き物の与える影響力ってスゴイなぁー。
それと同時に、自分自身では自由に生きてるようでも実際は小さなこだわりの積み重ね
に縛られつつあった日々の生活を、くるりと軽やかに方向転換させてくれた事には
人生の必然だったんだろうな〜とか考えます。

などと・・・偶然か必然か?とか難しい事を思いつつ、2匹を見ると
くかぁ〜〜っと寝息をたてて大の字で寝てはりました。

「つまらん事考えんと、はよう寝てしまえ〜」という感じでしょうか。
スケールのデカい奴らです。

おそれいります。


おかめなふたり
群 ようこ / 幻冬舎
by kohakuza | 2006-10-29 17:32 | Books
花の命は結構長い。
誕生日にお花をいただいて・・・。
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な〜んて書くと、とっても乙女な感じですが、贈ってくれたのは我が姉。
配達に来てくれたのは小学校からの幼なじみの悪友、花屋のYくん。
ふぅ〜、色気ないなぁ。

Yくんが花屋になって、もうどのくらい経つのだろう?
始めは大丈夫かな?と思いましたが、意外や意外。
花の良さもセンスもキラリと光るYくんの花屋さんは、一度お願いしたら
他の花屋には頼めないね!と言うお客様続出?の素敵な花屋さんになりました。(姉もファン)
小中高学校、大学、その後今に至るまで友人になって、早うんうん十年。

大人も大人、おお大人になっても仲良く遊べる友達は、もう男だ女だって言ってられません。
お婆ちゃんお爺ちゃんになっても、このまま時々バカ話が真剣にできる間柄だったら
幸せだなぁ〜と、思います。

そんな気のおけないYくんが、持って来てくれたのはインパクトのある大輪のダリヤや
アンティークピンクの薔薇、まるで毛皮のような鶏頭とその他色々。
せっかくなんでお茶を進めつつ、生け込んでもらう事にしました。

私とYくんの花への共通点は『短く山盛りにしたアレンジはキライ』ってところ。
最近、箱詰めでモリモリに生けたアレンジをよく見ますが、ああなるとどの花も似たり寄ったり。
私は出来るだけ葉っぱや茎を切らず、のびやかに生かす生け方が好きです。

そこで花束をバラして、花の個性が光る様に一種類づつ生けてもらいました。
こうすると、花の水換えもカンタンに出来て水切りを何度も繰り返す事で、
お花の持ちがグーンと違います。

数日経って・・・何度か水切りを重ね、痛んだ部分を切っていき、数も減って来たので
再び分けていた花を一つの花器に生けてみました。

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2週間後ぐらいでしょうか。
色はあせて茎も短くなりましたが、それぞれの花に妙な迫力がありますね。
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みずみずしい時の花は美しいですが、旬を過ぎた花の生命力と力強さったらスゴイ。

何年かして、この日の事を思い出したら
この最後の花のイメージが心に残ってるような気がしました。
ありがとう。
by kohakuza | 2006-10-28 01:24 | 見つけた。
『la ballotta』 日本橋
la ballotta(ラ・バッロッタ)は黒門市場を南へ南へ。
こんな場所にレストラン?とも思うけど
元々は名店キュイエールのあった場所だと言えば、思い当たる人も多いはず。
と、余裕だったにもかかわらず久々に行ったら南へ行き過ぎて
通天閣がやたら大きく見えて来て、あわてて引き返しました。
そんな訳でお腹はペコペコです。贅沢して¥2000のランチへGO!

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前菜は根菜のサラダ、酸っぱめの小さいみかんを絞って食べるとスッキリ爽やか。
変わった名前の南京も小芋も味がハッキリしてます。
芋タコなんきん好きなので、こういう前菜は嬉しいなー。
パスタはイカ墨を練り込んでて、ソースのお魚との相性もバッチリ。

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メインは歯ごたえのある鶏肉に、キノコのソテー、オレンジ風味のオイルのソースが
美味しくてパンでキレイにふき取りました。

それにデザート(ナッツ入りのアイスが濃厚)と飲み物が付いて¥2000は
お安いなぁ〜。量も味付けも、大食いの私にも丁度ヨカッタです。
メニューの黒板をしげしげと眺めてると、お値段も手頃で
美味しそうな物がギッシリと書いてあって、コレは夜にも是非行ってみたい。

小さいお店だけど、スマートな接客。
帰りにはお店の方がドアを開けて送って下さるのは、ありそで中々無いサービス。
お昼から何だかちょっと嬉しいです。

そしてドアを開けたら、そこはコテコテの日本橋!のギャップが又素晴らしいのかも。


la ballotta(ラ・バッロッタ)
大阪市浪速区日本橋東1-1-9 
TEL&FAX 06-6647-3371
不定休

by kohakuza | 2006-10-23 01:21 | 美味しいモノ
ナショナルデパート 四季のカンパーニュ
この所、続く岡山出張。
泊まりなので、お安く美味しく食事する所、映画のレイトショー、適度に整ったホテルは
どうしても欲しいところ。幸いにも歩ける範囲で上の3つはマーキング済み。
これで美味しいパン屋があったら、申し分無いな〜と思っていたところ・・・・。

「あったーーー!」

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その名も『ナショナルデパート』

偶然にも前日の夜、この近所の串揚げ屋「山留」で夕食を済ませ
何気に散歩してたら、パン屋らしきオーブンのあるお店発見。
次の朝、さっそく出かけてみました。
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ちょっと、ガラスに写り込んでますが美味しそうなカンパーニュ。
しかもデッカーーーイ!!まるでウミガメみたいです。
で、この断面図見ても分かるように、デカいカンパーニュの中は
まるごとのドライ無花果やら、お芋やら、ナッツやら、ドライバナナとチョコレートやらが
とにかくスケールデカ〜く、ごろんごろん入ってます。



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お店の素敵なマダムが焼き立てを切って下さいました。
スライスして半分でもこの大きさ。

お味はモッチリの生地に味のしっかりしたドライフルーツが調和してて美味しかったです。
ちょっと霧吹きしてトーストしたり
軽くフレンチトーストにしても、そのままでチーズを
のっけても合いそう。

お店の奥の方に、頑丈そうなシェフらしき方が
Macの前で、ちょっと強面でお仕事されてました。
(でも本当は優しそう)
こちらのパン屋さん、お店のデザインもかなりお洒落。
シェフが全部考えておられるようで、ちょっと面白い
パターンのお店ですね。
(そう言えば、ムッシュムシパンさんもこんな感じ)


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色んな具材の四季のカンパーニュの詰め合わせパック。
3袋購入して紙袋を持ち上げると、ずんっと腕に食い込む
パンとは思えぬ重たさです。あぁ、幸せ〜♡

一つは職場へ。一つはパン好きな友人へ。もう一つは家族用。
どこへ持って行っても、カラフルカンパーニュで大盛り上がりでした。
通販も可能になるらしい。割と日持ちします。


ナショナルデパート←blog
岡山県岡山市天神町9-2
086-226-6224
12:00〜18:30
定休日 月曜、火曜

by kohakuza | 2006-10-21 02:10 | 美味しいモノ
『サムサッカー』の中のエリオット・スミス
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やっと『サム・サッカー』を観る事ができた。
何となく10月21日までには観ておきたかった。
映画の冒頭、イキなり壮大な音楽が胸に飛び込んで来て
やっぱりこの映画の音楽は当初、監督のマーク・ミルズが
依頼していたエリオット・スミスであってほしかったと
思ってしまった。
だって主人公ジャスティンは、
何だかエリオットと重なって見えた。
(のは私だけかもしれないけど・・・。)



エリオット・スミスというミュージシャンを覚えているだろうか?
映画『グッド・ウィル・ハンティング』の挿入歌で一躍有名になった「ミス・ミザリー」が
1997年のアカデミー賞主題歌賞にノミネートされ、脚光を浴びた。
アカデミー賞のきらびやかなスター達の前で歌った時の不安で消え入りそうだけど、
しっかりと心に届く歌声が忘れられない。

マーク・ミルズも「エリオット・スミスは、音楽を通して内面をさらけ出すことのできる
勇気のある人。僕にとってのヒーローでした。」と言ってるように、彼はその後も
インディーズ時代のペースを崩す事なく静かに自分の音楽を発表し続けていた。

99年に心斎橋クラブクワトロで、彼のライブを見に行った時
前座のバンドにもエリオットがバックで参加してて、数曲ギターをならした後に
おもむろに前に進んで歌い出した時は、その存在感の透明さに思わず笑ってしまった。
だけど彼が歌い出すと、観客一人一人の中に水のように歌声が染み込んでいった。
美しいメロディと圧倒的な世界感。

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2003年の10月21日、6作目のアルバム制作中に自宅で自殺。
享年34歳。

『あーー、もぉ、何で死んじゃうのよっ!まったくミュージシャンって奴は!』って言う
行き場の無い怒りの気持ちが、悲しみよりも先に私にやってきた感情。

何が彼に先を急がせたのか?
今となっては、理由を聞いても仕方ないけど
ただただ、何とも切ない。
一体何を伝えたかったのだろう?

彼の右腕には『花のすきなうし』って入れ墨があったらしい。
この話しを聞いた時、私は一生入れ墨なんて入れる機会は無いけど
もし、どうしても入れろって言われたら、絶対この言葉にしようって思った。
やっぱり、彼は私にとってもヒーローなのかもしれない。


サムサッカー・オフィシャルHP
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エックス・オー
エリオット・スミス

フィギュア8
エリオット・スミス / ユニバーサルインターナショナル

Either/Or
Elliott Smith / Kill Rock Stars
by kohakuza | 2006-10-19 04:00 | music
反省する猫
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最近、慌ただしくて更新怠る日々に反省。
罰として、靴の臭いに我慢して正座30分。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

うちのワサビは玄関から一番きちゃない靴を選んで
くわえて来ては、頬ずりしたり、こうして顔を埋めたりしております。
アンタ一体何フェチよ!あぁ、情けなや〜。
ものすごく止めて欲しいんですけど、何回言っても
止めません。(部屋に持ち込むのだけは何とかしてー)
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ちなみにこの靴は、かなり年季の入ったカンペール。→
数々の思い出を共有してるために、ボロボロでも
捨てれません!ぺちゃんこになるので
旅行に行く時に、今でも大活躍です。
赤い所はパプリカとピーマン?のプリントです。
(もう、赤じゃないけど。)
by kohakuza | 2006-10-16 01:25 | cat
ル・シュクレ・クール Le Sucre-Coeur
ある日、訪れたレストランで一目惚れ。ならぬ一口惚れ。
写真うつりもバッチリな、素敵なバゲットさま。
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その某レストランの料理の事は又の機会として、
あまりにも出されたバゲットが美味しかったので、お店の人に聞いてみた。

『Le Sucre-Coeurのパンなんですよ〜。毎朝焼き立てを買って来てます。』と
お店の人が快く教えてくれた。

そーかぁ〜、何度かシュクレのパンをいただいた事もあって、美味しいとは思ってたけど
こんなに印象深いのは、ピッタリのお料理と一緒だからなのか。

ブログでも大絶賛、よく登場してるル・シュクレ・クール。
お店が少し遠いので今まで直接行く機会に恵まれなかったけど、これも何かの縁だし
ランチが終わって、さっそくパンを追いかけてドライブする事になりました。
お店の方から場所を聞いて、目指すは吹田だ〜!

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赤が印象的な小さいお店。
ドアを開けたら、あの幸せの香りがポワ〜ンと私達を包んでくれます。
土曜日だったけど、15時過ぎで残念ながらケースの中にはパンが少なめ。
だけど、どのパンの顔も見るからに美味しそうでした。
小さいイートインで食べたチーズタルトもサックリ。

帰りの車には、パンの香りが充満して
新御堂を走りながら、クロワッサンをぱくぱく。
間違いなく今まで食べた中では、ナンバー1クロワッサンでした。


Le Sucre-Coeur
大阪府吹田市岸辺北5−20−3
06-6384-7901
8時〜19時  定休日水、木

by kohakuza | 2006-10-08 14:35 | 美味しいモノ
再び猫に誘われて、朝の岡山散策。
今回泊まったホテルは、岡山駅からチンチン電車にちょっと乗って、「城下」下車で目の前。
何で城下かしら?と思ってたら岡山城の下だったからでした。
(岡山の人が聞いたら、アホか〜!でしょうが、そこは笑ってお許しを)
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このチンチン電車沿いは、道が広々してて気持ちいい。
せっかくなので早朝、岡山城を見に散歩に出かけました。
いわゆる、長友さん的アササンですね。
一度やってみたかったんですが、大阪では二度寝の誘惑から逃れられません。
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ホテルから少し上がると、デッカイお堀?じゃなくて川が流れてます。
この向こうが後楽園です。そして川の反対側をちょっと小ぶりだけど形の立派な
お城が見えました。
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朝日を浴びて輪郭が浮き出てます。絵になるな〜。
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おっ、あれは『グエムル』にも出てたスワンボート。
ここにはグエムルも住んでそうにないので、橋を渡って
朝日ふりそそぐスワンボートに近づいて写真を撮ってると。

やや!又もや視界にネコの陰がっ!

ええっ?貴方はもしや、我が家のショウユさんでは?
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あー、ビックリしました。ホントよく似てたんです。
黒猫でちょっと毛が長めでモケモケ。こりゃ思わず付いて行くしかありません!

しかし、大きな違いがありました。
この子にはタヌキのような立派なシッポがありました。
(ショウユさんは柴犬並みの巻きシッポ)
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お城を見渡せる小さな『城見茶屋』さんに、ある日迷い込んで来た黒猫クロちゃん。
とても良く慣れているので、お店の心優しいお姉さんが病院に連れて行って、病気がないか
検査し健康だったので、お店の方が飼う事になったそうです。
幸せそうにシッポをグルングルン回す、朝のクロちゃんでした。
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アササンは気持ちよかった〜。それにしても猫とよく遭遇します。
いいとこです、岡山。
by kohakuza | 2006-10-06 00:00 |
猫と「およべ」 岡山散策 
再び岡山です。そして明日は京都。
最近「流れ流れたる椰子の実がごとく・・・」な感じで、すっかり流れ者な私。
岡山には当分通う事になりそうなので、今までとんぼ帰りでしたが
時間を見つけて出来るだけ散策に勤めよう。

この日、夜の8時過ぎに、あっさりした物で夕飯を済ませたいな〜と思って
歩いていると、視界の端っこに猫の陰が・・・。
猫を飼っているせいか、ついつい猫を見つけると後を追ってしまうのは私だけでしょうか?

「オーーイ、三毛さ〜ん」と呼びかけると、猫は立ち止まって振り向きました。
(私は結構、猫を振り向かすのが上手いのです)

近づこうとすると、ひょいと歩き出し、又振り向いてくれます。
止まるので写真を撮ろうとすると、「フフ、甘いね。」と言わんばかりに動きます。
そんなコトをやってると、三毛さんは一軒のお店に、ツカツカと入って行ったのです。

見上げるとビニールに巻かれた暗ーい提灯。
「うどん」「およべ」と書いてありました。

んん?「およべ」?

せっかくなので、ここで夕飯を取る事にしました。
『冷やしすだち天ぷらうどん』
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岡山なので讃岐うどんぽいのかな?と想像しましたが、もっと細麺、でもコシがある。
のっかてる天ぷらのお野菜や厚焼きの卵焼きが美味しいかったです。
暑い日だったので、疲れた身体にすだちのサッパリ感が爽やか。
他のメニューも美味しそうだなー。
ありがとう、三毛さん。
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しかし、まんまとこちらの三毛さんに誘導されてたようですね。
食べ終えるまで「一人じゃ淋しいだろ。」と、入り口で座っててくれました。
お店で飼ってる猫らしく、その後厨房のある方へ消えて行きました。
奥には優しそうなオジさん。


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どうやら、プロの看板猫だったみたいです。(多分)
貫禄ある〜。


「およべ」
岡山県岡山市表町1-3-26
電話086-222-6001
営業時間11:00〜20:30
定休日水曜

by kohakuza | 2006-10-05 02:37 | 美味しいモノ
「エッセンシャル・ペインティング」 国立国際美術館
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雨上がりの国立国際美術館へ「エッセンシャル・ペインティング」 展を観に行った。
この展覧会名を聞いて「エッセンシャル・ペインティング」 って何?と素朴な疑問がわきでる。
イメージとしてはちょっとお化粧品みたい。ポスターのピンクの画面に構成された女性像も
そのまま資生堂が使っても違和感なさそうだからでしょうか。
でも、実際に観た印象はとっても力強いものでした。

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1990年代に入りデジタル技術の成熟によって、多くのアーティストが映像作品を
手がけるようになりました。では絵画はなくなったのか?と言うとそうではなく、
現代の感性に根ざして前衛から解き放たれた作家が素晴らしい作品を生み出し続けている。

この展覧会は、そんな90年頃から脚光を浴びてるヨーロッパ、アメリカの作家を多数紹介。
展示方法も一人一人の個展のようにブースが仕切られていて、ちょっと迷路みたいだけれど
それぞれの作家の世界を堪能できます。

私が特に惹かれたのはPeter Doig ピーター・ドイグ。
イギリス出身で、トリニダード・ドバゴに住んでいる彼の初めて観たのだけれど
作品の前に立ってみると絵を通して、絵に描かれてる場所でもなく
行った事のある場所でもない、別世界に連れて行ってくれそうな気分になる。
図録に「意味よりも余韻を重んじた絵画である。」と書かれてたけど、まさに彼の作品には
彼だけに見えてる風景の余韻が伺える。それは画面に描かれている以上に広大だ。

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            何故か晴天よりも雨上がりの似合う、国美の羽根。


国立国際美術館 HP ←詳しい情報はコチラで

「1990年以降のヨーロッパとアメリカの絵画」
エッセンシャル・ペインティング
10月3日(火)から12月24日(日)まで。

(ジョン・カリンの作品が全部揃うのは10/7からとの事なので
それ以降に行く方がいいかもしれません。)
by kohakuza | 2006-10-03 01:36 | art