滋賀県立近代美術館へ『ブルーノ・ムナーリ展 あの手 この手』を観に行く。
昨年末に板橋美術館で開催されていて、やっとこの滋賀の美術館にやって来ました。 ココへ来るのは久しぶり、私の所からだとかなり遠いのですが 近江に住んでいた祖母が健在な頃、たまに二人で訪れた思い出の美術館。 ブルーノ・ムナーリ(1907-1998)は、グラフィックやプロダクトの デザイナーとしても、絵本の制作や、持ち運びで来たり動く彫刻の制作や実験映像、 子どものための美術教育や玩具のみならず、本当に色んな活動を多岐にわたる分野で 活躍しそのどれもが独創的で、夢とユーモアにあふれた作品を世に送り出した イタリアのアーティストです。 目に飛び込んできた鮮やかな色とカタチ。英語で描かれていましたが 文字を理解しなくても、絵と文字の配置、そのカタチが想像力を引き出すものでした。 ムナーリは自分の子供に見せたい絵本が無くて、イッキに9作品の絵本を 製作し出版したそうです。 今回の展覧会では、この絵本をはじめ初期の絵画や彫刻 本の装幀など様々な作品が展示されてて、面白かった! 彼の作品を観てると、どんな人生の中にもユーモアと想像力が 大切なんだなーと思いました。 また展示や図録のデザインが素晴らしいのですが、これは駒形克己氏の デザインで、さすがー!という感じ。 初めてムナーリを見た人でも大人子供に関わらず、楽しく観れます。 私が行った日は、たまたまかもしれませんが 学芸員の方のギャラリートークがあったのですが 素敵な女性の学芸員さんで、お話しも分かりやすく楽しく聞かせてくれて ムナーリを初めて観られる方は、是非お薦めです。 絶版になってる物が多くて残念。 知育玩具など珍しい玩具から、Tシャツ、トートバッグなど かわいいグッズも販売してました。 生誕100年記念 『ブルーノ・ムナーリ展 あの手 この手』 滋賀県立近代美術館 会期 2008年5月31日(土)〜7月6日(日) 休館日 毎週月曜日 開館時間 午前9時30分 〜 午後5時(入場は4時30分まで) 闇の夜に ブルーノ・ムナーリ ファンタジア ブルーノ ムナーリ
by kohakuza
| 2008-06-24 21:40
| art
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