去年の暮れに来年のブログの目標に選んだのがこの面白い質問テキスト。
『本好きさんに50冊の質問』でTEIMさんのサイトからいただきました。 このテキストにはちょっとしたルールがあるのですが 改めてこの質問を考え出すと結構難しいのです。 そんなこんなで(Q01.)でイキなりつまづいてたのですが 今日はこれをやってみようと思います。 Q01. 小学校・中学校のころに読んだ、おもしろかった本を2冊教えてください。 思い浮かぶ本は沢山あるけれど、2冊と限定されると難しいので 今思うと後々私の趣向に影響を与えた2冊にしようと思う。 まず1冊めは私が小学校の頃、よく風邪を引いたり扁桃腺を腫らしたりして 学校を休んでしまった時に、姉が買って来てくれたのが ドリトル先生航海記。 ヒュー・ロフティング 井伏 鱒二 / 岩波書店 この著者 ヒュー・ロフティング, 翻訳 井伏 鱒二 ドリトル先生は動物語が話せる唯一のお医者さま。 オウムのポリネシアやアヒルのガブガブなどの ユニークな登場人物らと噂を聞きつけた 治療を受けたい動物のために 世界中から月まで治療に行く事になる 冒険物語の第2話である。 登場動物の中にドリトル先生を助けるために 自らサーカスに出演しようと 外国からやって来る「オシツオサレツ」 (Pushme-Pullyou)と言う名の 双頭の鹿?みたいな動物が出てくる。 片一方の頭でしゃべりながら、もう一方で食事をする、 また一方の頭は寝ていても一方が見張りをしている、という 架空の動物なんだけどとてもインパクト大きかった。 それにしても Pushme-Pullyouと言う名をオシツオサレツと訳す 井伏 鱒二 のセンスはスゴイ。 この動物の性格を名前で表現してるとこがスゴイ! これは「ドリトル先生の不思議な旅」と言う映画にも なっているのだけれど、何故かオシツオサレツ君は 双頭のラマになっている。 映画も良く出来てると思うけどやっぱり本の方が スケール感が俄然大きい! 今読み返しても充分に引き込まれる作品です。 最初にこの本をもらった時はまだ小学2〜3年だったと思う。 姉も小学生だったのに、この本を自分で買って 私にくれた事がとても嬉しかったのを覚えている。 ドリトル先生航海記 ヒュー・ロフティング 井伏 鱒二 / 岩波書店 ISBN : 4001140225
by kohakuza
| 2006-01-10 00:25
| Books
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