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ハンス・フィッシャー展又は梅ちゃん。
伊丹市立美術館へ。
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「あっ、待て〜猫〜っ!」
とばかりに追いかけると、シンプルでありながら
今にもワサワサとページから抜け出てきそうな
彼の描く動物達の原画やスケッチが盛り沢山。
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『ハンス・フィッシャーの世界展』に来ました。

「ブレーメンの音楽隊」や「ながぐつをはいた猫」など
誰もが一度は本屋さんでも見た事のある絵本の作家です。
家族のために描いた、手描きのお手製本や後年の版画まで
ユーモアを利かせたキャラクターの表情と、精密に描き過ぎない
のびのびとした線と対照的に、絵本という画面をよーく考え練った構図。
スルスル〜っと子供にも大人にも受け入れられ
心に残る絵です。

この美術館は三沢厚彦 アニマルズ+PLUS展以来でしょうか。
美術館も併設される酒蔵もお庭も気持ちのいい場所です。
盆梅もビューチホォー♪春ですなー。
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さて、ハンスも美術館もたっぷり堪能して
お茶でも飲もうという事になり、駅までぶらぶらと歩いてると

『・・・え?』




「音楽隊のお方ですか?仲間にして下さい!」
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ロバ:『違います、梅ちゃんです。ポニーです。』
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露店のお花屋さんと一緒にやって来た
ポニーの梅ちゃんだそうです。
あまりにも普通に広場にいるので、近眼の私は間近になるまで
犬と思って近づいてしまいました。
それにしても、毛並みの良いコト〜。
しばし身体をなでて、クンクンと生き物の臭いを嗅ぎ
小さい頃、ポニーを飼うのは夢だったな〜と
ポニー通学を夢見てた頃を思い出しつつ、梅ちゃんと別れました。


ハンス・フィッシャーの世界展
伊丹市立美術館
2010年1月16日〜3月7日
開館時間:午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日:月曜日




ブレーメンのおんがくたい―グリム童話 (世界傑作絵本シリーズ―スイスの絵本)

グリム / 福音館書店

たんじょうび (世界傑作絵本シリーズ―スイスの絵本)

ハンス・フィッシャー / 福音館書店


by kohakuza | 2010-02-24 01:12 | art


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