先日、新町でランチを食べた後、何気なく通りを入ったら あれ?こんな場所にギャラリーあったっけ?と思って その小さなギャラリーstudio Jを覗くと とても楽しそうな作品をやっていたので、観させてもらった。 Johan Peter Hol(J.P.ホル) 個展 『ゲイの栗鼠と月に住む猫のおはなし』 会場: studio J 段ボールや粘土で作られた10分間のストップモーションアニメ。 キュートでどこかしら頼りない顔の主人公の栗鼠と 月に住むシッポのない青い猫は思わずカワイイ!のだが そんな上辺だけじゃなく、タイトルにもなっている通り 作家J.P.ホル氏のセクシャリティがテーマになっている。 あらすじ: ゲイであるために、親兄弟から「森」を追われ「地獄」へ追いやられた栗鼠は、 罪人ではないことを理由に「悪魔」にも地獄を追われて「都会」へとやって来ます。 そこで栗鼠は住む場所と仕事を見つけ、ディスコダンスなどいくつかのがっかりな冒険をし さみしく部屋に引きこもってしまいます。 ある夜、栗鼠は窓から見上げた月に住む猫と恋に落ちます。その恋の行く末は… と、中々ドラマティックで深いお話しなんです。 ただこれだけの内容を、10分間のストップモーションアニメで 一方通行な訴えだけではなく、表現されていて それはセクシャリティだけに限らず、どんな人の中にも内省できる テーマのようで、切なくも感じられるのでした。 東京、大阪で同時開催。 大きな立体作品によるインスタレーションがあって、 東京の会場ギャラリー・エフには「ゲイの栗鼠」が、 大阪の会場 studio J には「月に住む猫」がいました。 この距離感がいいなぁー。 大阪 studio J 10月3日(土)〜24日(土) 13:00 -19:00 日、月、火曜日休廊 東京 ギャラリー・エフ 10月16日(金)〜11月8日(日) 12:00-19:00(展覧会開催中は21:00まで) 火曜日 定休 ところで偶然出会った作品でしたが,作家のP.ホル氏はオランダ人。 そう言えばこの間、偶然出会った天満橋の巨大なアヒルちゃんも オランダ人作家ではないですか! 全然知らなかったけど、『2008-2009年は日本、オランダ年』だったのねー。 嬉しい偶然でした。
by kohakuza
| 2009-10-10 01:50
| art
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