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はじめての文楽 国立文楽劇場の舞台裏
興味はあるけど、中々敷居が高かった文楽。
思わぬ機会があって、やーっと初めて観る事が出来ました。
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知識まっ白ながら、イザ!っとばかりに気合いを入れて観てみると
形式的な美よりも、お芝居の内容自体が面白く
それは太夫さんや三味線の人の浄瑠璃の魅力が大きくて、
私のような初心者にも、分かりやすく字幕やイヤホンガイドもあるので、
すんなりとその世界観に入っていけました。
食わず嫌いならぬ、食わず怖いはいけませんねー。
しかも観賞後に舞台裏を覗かせてもらえるサプライズありで
かなり楽しい初文楽体験となりました。
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第1部
競伊勢物語(はでくらべいせものがたり)
 玉水渕の段
 春日村の段
勧進帳(かんじんちょう)


この「競伊勢物語」最初は信夫と豆四郎という、仲睦まじい若い夫婦が登場して
恋物語なのね〜とほのぼのする間もなく、物語はどんどん不穏な空気を
醸し出して、豆四郎を想う信夫が罪を犯し、その罪をかばうために
親子の縁を切る母親や、一瞬助けに来たのかと思わせて、実は自分が仕える主人の
ために信夫を身代わりに殺しに来た、17年ぶりに再会する実の親などなど・・・

「ええええ〜っ!そんなん、ありえな〜〜いっ?!」と、ヒックリ返る場面多数。
でも登場人物がそれぞれ相手を思い遣っての自己犠牲で、場面場面で
そういう情感がたっぷり描かれ表現されてて、何とも哀しい。かわいそう過ぎ!(泣)
人形劇というカタチはすっかり越えて心に訴えます。
文楽も歌舞伎も、意外と内容が過激で、ほんとビックリだ!
眠たくなっちゃうかなーって思ってましたが、
うかうか寝てなどいられないのでした。

さて、いよいよバックステージツアーへ♪
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by kohakuza | 2008-04-13 21:47 | theatre
京都南座 坂東玉三郎 中国・昆劇 合同公演
最近すっかり歌舞伎に魅了され、先日の大阪松竹座の「京鹿子娘二人道成寺 」にも
大興奮し、つい母にどんなに玉三郎さんが素晴らしかったかと
延々と説明したところ『私も行きターイ!』と言われ・・・
しかも母の誕生日がタイミングよくやってきて
めでたく親子で京都南座へ観劇となりました。
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母さん、清水の舞台からダイビングですよっ。
奮発して、かなり前の方の花道の横の良いお席を取れたので
始まる前から母は大はしゃぎ。
南座って小さいけれど重厚で迫力あって大好きです。
祇園の綺麗どころも座ってらして、何だか京都気分どす。
さて、この日の演目は歌舞伎ではなく、
中国の伝統芸能の昆劇を玉三郎さんが中国語で演じると云うもの。
歌舞伎でも「?」な所が多い私が中国の昆劇を理解出来るのかな?とやや心配でしたが
考えてみれば、何を観ても新鮮なので、ノープロブレム。
ただ、驚いたのはこの昆劇は、セリフが殆ど全編、歌!つまりミュージカル♪
玉三郎さんがこんなに美声とは!とビックリでした。
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そしてやっぱり、美しすぎます〜♪
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by kohakuza | 2008-03-22 01:14 | theatre
『京鹿子娘二人道成寺 』 松竹座 sanpo
松竹座へ歌舞伎を観に行って来ました。
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歌舞伎もその世界観も大好きですが、昨年は中々機会に恵まれず
あれもこれも行っておけばよかったなーと、後から悔やむばかり。
今年は気軽にちょこちょこ観に行きたいものです。
私の歌舞伎への興味をぐっと引き寄せてくれたのは
前回観に行った時に可笑しくて大笑いする程、面白かった演目『十六夜清心』
その時の記事にコメントいただいたかしまし娘さんのブログを
読ませていただくようになってから。
(歌舞伎以外にもあらゆる観劇、文楽について詳しく、とっても楽しく書かれています!)
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今回の坂東玉三郎 特別舞踊公演はとっても華やか!
一、連獅子(れんじし)市川海老蔵  尾上右近
二、京鹿子娘二人道成寺
  (きょうかのこむすめににんどうじょうじ)道行より押戻しまで
  坂東玉三郎 尾上菊之助 市川海老蔵

TVでしか観た事なかった『連獅子』
海老蔵、迫力あってカッコイイー!目がスゴイ!
彼が客席を見渡すと、お客の女性達がたちまちクラ〜ンときてます。
3階席の私達まで『目が合ったわ〜』などと、のたまう始末。

そして、昨年シネマ歌舞伎にもなった京鹿子娘二人道成寺。
小さい頃まったく意味も分からず童謡の道成寺の
「安珍、清姫、蛇に化けて〜七よに巻かれて〜」って
いう所が、何故かとてもお気に入りで今でも唄えてしまいます♪
この道成寺のお話しは、色々と変化して演劇になってますが
元々の安珍清姫の物語はとっても怖ーいお話。

何せ好きになった男、安珍に裏切られ、怒り狂った美しい清姫は大蛇に姿を変えて
熊野を追いかけるのです。逃げる安珍は道成寺の和尚さんに、
釣り鐘の中にかくまってもらうのですが、清姫は釣り鐘にとぐろを巻いて
自らの怒りの炎で、鐘ごと安珍も焼き殺してしまうのですから、
何てグロテスクなお話し!

でもどこかファンタジックでもあり、切なくもあり、好きなお話しです。
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さて、この京鹿子娘二人道成寺は、その安珍清姫物語の後日談。
満開の桜の中、焼かれた釣り鐘を新しく作って、鐘供養して喜ぶお坊さん達の所に
鐘に恨みを持ち続ける白拍子の花子(清姫の怨霊)が、舞を披露したいと
現れるのですが、舞っているとその姿が二人の花子になっていくのです・・・。

この背筋も氷るようなあらすじとは対照的に、美しい舞台セットと
二人の美しい花子。そしてその舞が、又溜め息が出るような女形姿と対照的に
とてもハードで躍動感あり、この世の女には無理な動きで浮世離れしてます。
自然と前のめりで、ググッと見入ってしまいました。

それにしても、若手大人気の市川海老蔵や尾上菊之助も華やかでしたが
坂東玉三郎の存在感と美しさは、ふぉーっと声が漏れてしまうような
この世の物ではない(?)ようなお姿でした。

ところで・・・
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by kohakuza | 2008-02-25 21:35 | theatre
壽 初春大歌舞伎
大阪松竹座の初春大歌舞伎に行ってきました。
演目は『源平布引滝 義賢最期』(げんぺいぬのびきのたき よしたかさいご)と
通し狂言 『十六夜清心』(いざよいせいしん)
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さて、片岡仁左衛門と坂東玉三郎の通し狂言『十六夜清心』二人とも登場した時から、何とも言えぬ雰囲気が劇場内を包むのがド素人の私にも分かりました。まさに絵になる二人!
「これが艶と言うものなのね〜」とつくづく感心しました。
玉三郎さんを間近に見たのは5年ぶりでしたが、以前よりも美しく妖艶に感じました。
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このお話し、最初は悲恋物なのかな?と思ってたのですが、意外や意外のめくるめく展開で、もう釘付けです。何度も「え〜〜っウソ!」とか「そんな、アホな〜」と
つい口から出てしまいました。
前半のおぼろ月夜の美しい二人の恋物語と、ふとしたきっかけから悪へと身を落とし、
登場する後半の二人の姿の変わり用のスゴい事!
刹那的に生きる人達のお話しなのですが、痛快で面白かったです。
ちょっと歌舞伎の概念変わった作品でした。

歌舞伎は何度か行った事あるんですが、四谷怪談とか義経千本桜とか
比較的メジャーなお話ししか知らないし、予め話しの筋を理解してる物以外は見た事が
無かったし、今回理解できるかどうかチョット不安だったので
解説用のイヤホンガイドを借りる事にしました。

初めてこれを活用させてもらいましたが、見所とか衣装や髪型の説明、時代背景など
本編の邪魔にならないセリフの間に入れてくれるので、とっても分かりやすく
初心者の私には有り難かったです。

それにしても面白かった!
多いに興奮したので二人の姿が残像になって、何度も思い浮かびます。
役者さんの演技って、凄いパワーなんだと思いました。
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by kohakuza | 2006-01-25 03:14 | theatre