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ドイツ・クリスマスマーケットの回転木馬
今年も空中庭園のある梅田スカイビルの下で、
ドイツ・クリスマス・マーケットが開かれています。
まだ本格的には冬到来という感じじゃないけれど
こんなヒュッテと呼ばれる木の屋台に沢山のオーナメントが売られてたり
巨大なツリーを目にすると、クリスマスなんだな〜と実感。
今年で5年目だとか。私も5回目です。
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この世界に4台しかない110年の歴史を持つ木製の回転木馬。
乗った事はないけど、眺めてるだけでけでも楽しい。
キランキランの発光ダイオードのイルミネーションよりも
ほんわかとキャンドルの灯りを見るような気持ち。
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さて、この日は「大学受験をしたくない」と言い出し、
親と険悪ムードらしい従兄弟とデート。
ご飯食べながら色んな話しはすれど、結局進路の話しなどじっくりできないまま
回転木馬の前でしばし眺める。
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ちょっと前まで、こんな回転木馬を見ると乗らずにはおられなかったのに
今は一端の顔して眺めてるから笑えるのだけど、色々と苦悩多き年頃らしい。

木馬は高速で回ってる。
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by kohakuza | 2007-11-29 03:22 |
酒蔵のペガサス 『三沢厚彦 アニマルズ+PLUS展』
冬になったはずなのに、又しても暖かな秋の日曜日、庭園に豹一匹。
「冬なら冬らしく冷えろ。」と太陽に背を向けて、凛と佇んでいます。
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伊丹市立美術館へ三沢厚彦さんの「アニマルズ+PLUS展」を見に行きました。
初めて作品を写真で目にした時から、是非是非間近に見てみたかったのです!
しかもこの日は、三沢さんの公開製作の日で、幸運にも作品を作っていく課程を
見る事が出来ました。
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単なる木の塊から、ブルテリアの輪郭が浮かび上がって
まずはチェーンソーで大きく彫り進めるのですが、刃先が触れた瞬間から
何とも気持ちのいい、香木の香りが漂ってきます。
チェーンソーは簡単なようにも見えますが、丸太を二つに切るならともかく
薄くスライスしつつ彫っていくのは、とても難しそうです。
アッと言う間に木屑が周りのお客さんに、シャワーのように飛び散っていきます。
粗彫りが終わると、今度は大きな木槌とノミでガンガンと彫っていくのです。
公開制作なので、きっと大まかに製作過程を見せていただいたのですが
三沢さんに見えてる既に仕上がった作品のビジョンが私達にも見えてくるから、
不思議でした。
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さて、三沢さんの木彫はどれも飄々としてて、ほのぼのしく感じるのに
どの作品も力強く印象的で、写真であっても一度目にしたら忘れられないパワーがあります。
今回間近にじっくり見ると、目や耳、そして特にシッポ!の素晴らしさに目を奪われました。
どの作品の動物達も、実にシッポが堂々としてて、カッコイイ。
こんなシッポが私のお尻にも付いてたら、洋服なんか必要ないな〜などと
羨ましく思いながら鑑賞しました。

今回の展示は伊丹市立美術館内だけではなく、隣接する重要文化財・旧岡田家住宅
[酒蔵]でも展示されているのですが、この大きな酒蔵に展示されている
2頭の巨大なペガサスは圧巻でした!
一目見た瞬間、スケールの大きさと神々しさに、ただただ感動するばかり。
この歴史ある酒蔵と云う場所に展示される事によって、彫刻が物語性を持ったみたいに
何ともファンタジックな世界観なのでした。

これを見るためだけにでも、期間中もう一度行っておきたいです。
イヤ、見なければっ!!←興奮冷めやらぬ私。


『三沢厚彦 アニマルズ+PLUS展』

伊丹市立美術館+重要文化財・旧岡田家住宅(酒蔵)
2007年11月3日(土・祝)〜12月16日(日)
10時〜18時 (入館は閉館30分前まで)
休館日 /月曜日

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by kohakuza | 2007-11-26 03:21 | art
鎌田醤油と『四谷シモン人形館・淡翁荘』
急にやって来た冬。
ぴゅ〜と吹き付ける木枯らしに、身体が全然慣れてない。
季節は徐々に巡って欲しいと切に願う今日この頃です。
エキサイトのメンテや出張と重なって、しばらく更新してなかったのに
今日はちょっとディープな世界へ。
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久々に四国へと向かったので、四谷シモン人形館・淡翁荘に再び足を運びました。
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今年は澁澤龍彦の没後20年と言う事で、色んな展覧会などが
開かれているのですが、主に関東なのが残念。
四谷シモンと云う作家にとって、最大の理解者だった澁澤龍彦から寄せられたオマージュ
「メカニズムと少年 あるいは男根的自己愛」の自筆原稿が展示されていました。
私は澁澤作品が好きで、彼の作品から多くの事を学んだので
自筆原稿を目にすると思わず喜ぶ。
この「彦」の書き方が何ともカッコいいなーなんて、ミーハーな事思ったりして。
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さて、この淡翁荘は香川県坂出市の駅近くにある、鎌田醤油という老舗の醤油屋。
(写真は醤油工場↑)昭和11年に淡翁・鎌田勝太郎さんの居宅として建築した洋館を改築し
四谷シモン人形館として2004年にオープンした。
とは言え、まるで昔からここにあるように、もっと言えば後に四谷シモンの人形館に
なる事を知ってたかのように、作品と建物が見事に合っている。
坂出駅からのんびりと歩いて、この淡翁荘の中に入った時に
独特な異空間へ足を踏み込んだような感覚がとても気にいっている。
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ちょっと怖いかもしれないけど・・・

足を踏み込んでみたい方はコチラへ。
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by kohakuza | 2007-11-24 02:50 | art
Dance Tonight
せっかく出張&旅行から戻って
張り切って更新しようとしたら、エキサイトはメンテナンス中。
でもって、それも終わったはずなのに
今現在、画像アップも出来ず
見る事も出来ないじゃあーりませんか!
まぁ、こんな日もあるかー、と
しばしこのポールの素敵なCMでも見てお待ち下さい♪
Paul McCartney 『 Dance Tonight 』
Apple iPod iTunes

気長に待つのはいいけれど、また明日から出張だったー!

皆さま、秋をすっ飛ばして冬将軍が攻めて来ましたが
どうかお身体に気をつけて。
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by kohakuza | 2007-11-19 23:17 | music
フォースと共にあらん事を!
きゅうに寒くなってきました。
風邪をひいちゃった私は、頭がやや朦朧としています。
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ふと見上げると枕元にマスターヨーダが現れ
(もしかしたらE.T.かもしれませんが何せ頭が朦朧です)

『西へ向かえ。』と・・・。

明日から、しばらく西へ行ってきます。
フォースと共にあらん事を!

ぶ〜ん
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by kohakuza | 2007-11-13 02:50 | 旅へ
せめて口笛、されどオカリナ。
私は音楽が大すき♪あらゆるジャンルの音楽にいつも感動している。
にも関わらず、音楽をたのしく演奏、又は歌うような才能には
残念ながら一切恵まれていない。
この「一切」はかなりキッパリと言える程で、
自他ともに認め!謙遜でも何でもなく!色々試みた物のまったくもって、サッパリ。

多分神様は、私に録音ボタンは作ってくれたが、再生ボタンは作り忘れたみたい。
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そんな私に、何を思ったか久々に会う姉が台湾土産と言ってくれたオカリナ。
「え?なんで台湾なのにオカリナなの?」と聞くと
姉が言い放った言葉は・・・・
『これで口笛はあきらめてくれ!』でした。

楽器も歌もまるでダメな私ですが、何年かに一度は例えばウクレレとか
ギターとかピアノなんかに強く強く憧れてしまうのです。
しかしその憧れがもろく消え去ると、最後にせめて口笛を!!と
必死に練習しまくるらしいのです。
と、ここで不思議に思う方がいらっしゃるかもしれませんが
私は未だに「もちろん口笛なんて吹けません。」
何せ再生ボタンが無いのですから。

この必死の口笛練習の波が、幼少時代からだいたい3年おきにやって来るようで
その度、姉に「せめて口笛は吹きだいよ〜」と泣きつくらしく
イイ歳して眉毛をハの字にして懇願する妹に
ホトホト嫌気がさした姉が、台湾で「これだ!」と思って買ってくれたのが
この青いオカリナです。

恐る恐るピーと吹いてみました。・・・・・・・・・・・お?
何だか素敵な音だ。
せっかくなので、首にぶら下げて練習します。

しかし、私よりずっと聡明で働き者で、華のある姉ですが
吹けない口笛の音よりも、オカリナのぴーひゃらピーピーな
とっちらかった音の方が、よっぽど耳につく事には、今さらながら気付いたようです。

お姉さま、3年後に乞うご期待あそばせ。
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by kohakuza | 2007-11-11 04:42 |
『ゲンスブール版女性飼育論 』
そもそも音楽選ぶ時の基準が、パッと耳に入ってきた時にキラーン☆ピカーンとくるか
ジャケットがカッコいいかなので、洋楽なんて詩の内容を知ろうとした事がない。
しかも買ってるCDの殆どが安い輸入版だから訳詩も付いて無い。
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そんなこんなで、英語でもスルーしてるのにフランス語、
長年愛聴してるセルジュ・ゲンズブールの「Vu de l'extérieur」
(どう言う読み方さえかも分かってない)の邦題が
『ゲンスブール版女性飼育論 』となってる事を、最近知って驚く!
何ちゅー邦題よっ!!
確かに意味は分からずとも、曲を聴けば
そりゃセクシーな内容だろうとは想像付くのですが・・・。

『Je suis venu te dire que je m'en vais』(邦題「手切れ」)は
歌ってるというより、語ってるといった方がいいかも。
未だに内容は知らないけど、きっと驚くだろうから想像の域にとどめておこう。
こんな素敵な声でrepettoの「jazz」なんて履いてるんだもんなー。
参りました。カッコイイ。

ま、とにかくこの邦題を付けた人のセンスは疑いますが
私の知ってるセルジュ・ゲンズブールのアルバムの中では、一番のお気に入りです。





ゲンスブール版女性飼育論
セルジュ・ゲンスブール
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by kohakuza | 2007-11-08 21:12 | music
アボ発芽♪
antoinedoinel さんのところで教えてもらった水耕栽培のアボガドくん。
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アッと言う間に芽が出たー!と思ったのもつかの間、それは根でした。
(そりゃ〜そうですよね)待つ事、数日。
1ヶ月ぐらいかかって、やっと芽が発芽してきました。

アボガドは大好物なので、常々この種を捨てるのはもったいないな〜と思って、
洗ってから乾燥させて、栗鼠のように貯め込んでいたのですが
発芽させるには、種を乾燥させてはイケナイらしく、ため込んだ種は使えなくてショック。
そんな訳で皮をむいて食べた後は、スグに水に浸けて根が出るのを待ちます。
しばらくすると、茶色の皮が剥けて、種が割れて根が出てきます。
爪楊枝をさして、根の部分に水が浸かってるように固定したら
暗い所に置いて、待つだけです。カンターン!

ご興味のある方はコチラから☆
さて、砂漠の植物チランジアさえも枯らしてしまう私には
芽が出た!と言うだけで大満足なのですが、この後、土に植え替えて緑の葉っぱが繁って
アボガドを収穫出来たらな〜と夢はどーんと大きく膨らんでおります。
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おっと、その前に↑猫達が食べてしまわない事を祈りつつ。
(ちなみにチランジアをグチャグチャに、噛みちぎったのはコイツです↑)
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今の所、知ら〜〜んぷりを決め込んでるワサビ。
こういう顔には油断出来ません!
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by kohakuza | 2007-11-05 18:31 |
『Hairspray』
あ〜楽しかった♪
久々にアメリカらしいミュージカル映画の王道ですね。
思いっきり歌って踊って、その中に人種差別問題へのメッセージ性も
ユーモアたっぷりに含まれてて、とにかく楽しめました。
本日、すべての行動がミュージカル調なワタシなのよ〜♪
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が、しか〜しイキなり冒頭から気になってたシーンがあったので
帰宅してスグに検索してみたキーワードはコレ。『ヘアスプレー 露出狂のおじさん』
すると、やっぱりヒットしました♡ハァ〜スッキリしました。
一瞬だったけど、このシーンで「露出狂のおじさん」の配役を望む人と言えば
世界に只一人、この方以外にはいません。
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スティーブ・ブシェミと毎回見紛うのですが、
カルトの御大、ジョン・ウォーターズ監督!この作品のオリジナル「ピンク・フラミンゴ」で
世にカルトとは、悪趣味とは、下品とはと言う美意識(?)を大マジメに知らしめたお方です。
と言う訳で、素晴らしい演技でした。

さて、何と言っても配役は素晴らしかったですね。
主演のトレーシーはじめ、恥じらうレディなママ役のジョン・トラボルタ、
存在感がカルト的になってきたパパのクリストファー ・ウォーケン、
そして彼の宿敵?名作「バットマン2」ではキャットウーマンだったミシェル・ファイファーは
最高に意地悪でカッコよかった〜そして、やや人工的ではあるものの美貌を保っていました。

思いっきり食べて太っていたり、煙草をガンガン吸うシーンがあったり、
恐ろしい程ヘアスプレーをかけまくったりと、現代社会では暗黙的タブーなシーンが
沢山出てきて、現代風のがんじがらめな価値観を風刺してる所が気持ちイイ。
全編流れるストレートな音楽は、パワフルでポジティブそのもの。
単純だけど「愛と音楽があれば人生ほとんど幸せ〜♪」と
思わせてくれる、最初から最後までノリノリの大好きな作品でした。


『ヘアスプレー』HP
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by kohakuza | 2007-11-03 19:45 | cinema
『あなたになら言える秘密のこと』
人はどのくらい秘密を抱えて生きていけるのだろう?
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『死ぬまでにしたい10のこと』のイザベル・コイシェ監督の作品。
と、気付いたのは邦題の付け方に引っかかって、DVDを手に取ってからだった。
実は『死ぬまでにしたい10のこと』は、切ないけれど美しく終わり過ぎて
どうも私には共感できなかった。
でもサラ・ポーリーの透明感や黙って見つめてるだけで色んな事を語れる瞳は印象的。
そして久々にじっくりと演技を見れたティム・ロビンスはやっぱり凄い存在感だなー。

何も知らず考えずに見たので、見終わった後はしばし呆然・・・。
え?私、こんな映画見逃してたの?と、今年の自分に激しく後悔。ビンタ連発です。
言葉にすると、全てが陳腐にしか表現出来ないけど
心に染み入る素敵な物語。
そして前作よりもずっとリアリティでファンタジックなラブストーリーだと思う。

孤独なハンナは機械的にこなす日常生活の中で、あまりに勤務態度がマジメ過ぎると
上司に休暇を命じられる。
そして彼女が向かった先は、どこまでも海の中にポツリそびえ立つ油田掘削所。
そこで大ヤケドを負った、ジョゼフと出会う。
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人はどのくらい秘密を抱えて生きてるのだろう?
そしてその秘密を、どれくらい打ち明けられるのかな?
秘密を共有する事は、相手が苦しみを半分背負ってしまう事になる。
拒絶されたら、今よりもっと傷ついてしまう。
そんな事を考えてたら、きっと殆どの秘密や苦しみは、
自分の心の内に置き去りにするしかないのかも。

ハンナの涙の海で、泳ぐ練習をすると言うジョゼフの言葉には
私も危うく自分の涙で溺れそうになりました。

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油田掘削所と言う、どこか現実感のない場所と他の登場人物も、
色んなキーワードがそのセリフや行動に隠されていて、とても丁寧に描かれている。
アヒルでさえも、何かを語ってたはず(?)
特に、ハンナに淡い恋心を持つコックのサイモン!『トーク・トゥ・ハー』のハビエル・カマラ 。
だけど、この人は役柄がいつも恋の脇役なんだよな〜。
こんなブランコをさり気なく作ってくれる彼に、私は心惹かれるのですが。

偶然にも、少し前に劇場で観た『パンズ・ラビリンス』と同じくスペインの映画。
そしてどちらも戦争と言う狂気の世界からの精神的な脱出がテーマになっている。
どちらも重たく根深いテーマだけれども、深いダークサイドから抜け出た時の
心の開放感は、素晴らしかった。
今のタイミングで、この2本を続けて観れた事に必然性を感じました。



『あなたになら言える秘密のこと』HP



あなたになら言える秘密のこと
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by kohakuza | 2007-11-02 02:23 | cinema