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ブロークバックマウンテン
f0019410_14402748.jpgやっとBrokeback Mountainを観に行く事が出来た。
カウボーイ同士のラブストーリーと言う事だけは
知ってたけど、それ以外の情報は耳栓してたので
新鮮な気持ちで映画を楽しめた。

スクリーンいっぱいの大自然と、決して器用な生き方をして来た思えないイニスとジャックが羊を追って山に入り、過酷な自然に向き合いながら淡々と仕事をこなしていく。
閉ざされた環境の中で二人の愛は衝動的に始まり、この後20年続く事になる。

最初、この突然衝動的に思える男同士のラブシーンに
驚いたと言うか、そんなイキなりなの?と疑問に思えたけれどよくよく考えてみたら、見渡す限りの大自然、まさに地球の中で二人だけ取り残されたような日々を過ごす彼らにとっては、ごく当たり前の本能の交差だったのかなとも思える。

しかし世間と隔離された美しい世界での出来事は
山の仕事を終えて、現実的な生活に戻った彼らにとっては、
増々色濃く、かけがえの無い物になっていく。
それぞれが世間体に対して常識的な、異性との結婚をした二人は
心の隙間を埋めるために度々で釣りと偽って、
誰もいない自然の中で過ごす二人きりの数日間を諦める事が出来ない。
しかし年月が過ぎても、決して夢の世界を
現実の世界に変える事は許されない。

今の世でも、やはり特別視される同性愛。
イギリスでは同性愛カップルの結婚も出来る事になったけれど
1960年代のアメリカの保守的な土地柄を考えたら
あまりにも現実離れしてたのかもしれないなー。

自分の本心よりも、背負っている環境や常識の枠から逃れられず
一人、壁を叩いて嗚咽し泣き崩れるイニス。・・・・辛い。

観ている内に、同性愛ではなく
シンプルに愛の物語として、考えさせられるな〜と思いました。
見終わって、ぼーーっと考えながら帰ってる時に
色々思いめぐらされる、後味切ない映画です。

久々に聴いたウィリー・ネルソン (Willie Nelson)の歌声も
"He Was A Friend Of Mine"
しみじみとして良かったです。
Brokeback Mountain [Original Motion Picture Soundtrack]
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by kohakuza | 2006-03-29 16:38 | cinema
Beck "Guero"
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今日は1日これ聴いてました。
あぁ、お花見に行きたい〜

それにしてもこのジャケット、いいなぁー。




Guero
Beck / Interscope
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by kohakuza | 2006-03-24 23:09 | music
雨でも楽しい「奈良県立図書情報館」と「くるみの木」
f0019410_3281466.jpg先日、奈良の「奈良県立図書情報館」まで
あるトークセッションを聞くために行って来た。大阪からこの図書館までは車で2時間弱。久々にドライブを楽しめるな〜と思っていたのに又しても、ざんざんの大雨。
今年の春の遠出は雨ばっかりだ。
しかしせっかく奈良まで行くのだから、
トークセッションが始まる前に一度行ってみたかった「くるみの木」フィールデイズ店 でランチすることにした。
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「くるみの木」は24号線の大きな道路沿いにあるにも関わらず、広々と贅沢に土地を使ってるので、まるで田舎の別荘のような雰囲気。雑貨ショップとレストランのどちらもその雰囲気を壊さないように演出されてて、とても気持ちがよかった。
いただいたのは平打ちのパスタ、何と胡麻と四万十の青のりのソース。ちょっと予想出来ないな〜と思ったけど優しい海の香りと胡麻の風味がよく合ってて、美味しかった。


f0019410_3505050.jpgちゃんと腹ごしらえをして、いざ図書情報館へ。
噂には聞いていた去年オープンしたばかりの新しい図書館ですが、しっ、しかしこんなにデカいとはっ!
(大き過ぎて外観ひきの写真が撮れなかった)
こんな平面な土地、奈良以外では考えられない〜
スケールがまさに平城京でした。
と、外観に驚きつつ中へ入ると、さらに施設の充実さにビックリ!いいなぁ〜こんな所が近所にあったら1日中入り浸るだろうな〜
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素敵なテラス付きのカフェもある。
カフェといっても自販機で買って飲んだり食べたりするセルフスタイル。
この方が気兼ねなく、お弁当食べたりできるので
お安くてイイと思う。

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すごい広々〜さである。
本好き、図書館好きにはたまらないわ!
雑誌、新聞なども充実してるしパソコンも沢山あって、ID登録すれば使える。
他県の人でも本を借りられる。

f0019410_4111146.jpg建物がこれだけ広いのに、テラスの外にもこんな広大な庭が眺められる。恐るべし奈良!

そして平面の駐車場が沢山あって、1時間は無料、その後は60分100円とかなり嬉しいお値段。駅からは遠いみたいなので車で来るのがいいかも。しかしこの日は休日にも関わらず、雨だったせいかそんなに多くの人は居なかった。静かで広々してて、何時間でも本を読んだり資料を作ったりゆっくり勉強もできそう。


結局私は13時から16時半ぐらいまで、トークセッションを聞いた後も2、3時間ここでゆっくり
本を読んだり、気になっていた資料をコピーしたりした。
又、是非来たい楽しい図書館である。ちょっと遠いけど・・・。


さて、本題のトークセッションについては、とっても面白かったのだが後日書くことにしよう〜。
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by kohakuza | 2006-03-24 04:32 | Books
WBC

f0019410_226561.jpg昔、神戸でよく行っていたお蕎麦屋さんに入ると
そこのおかみさんが、えらく上機嫌で
「今、そこにイチローが座っててん。」
と放心状態。
「きゃ〜〜、今?いまの今?
まだ追いかけたら間に合う?」
興奮して聞くと、おかみさんはにこやかに
「車やったし、もう無理やー。最初気ぃ付けへんかったけど、やっぱり男前やったわぁ♡」と
夢見心地で話してくれた。
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今日のWBCの決勝戦は、きっとあの蕎麦屋の
おかみさんも含めた日本中の人達が、
一喜一憂して見てたんだろうなぁ。
最後はこんな嬉しい結果になって、今に思えば
あの誤審連発の審判でさえも
感謝の気持ちで見れるから不思議だ。

それにしても王監督や野球選手の顔って
こんなに表情豊かだったかな?


f0019410_2272774.jpgキューバの選手が「年俸の高い選手が良い選手では無い!」と
言っていたのに、今回改めてすごく納得。

個々の選手の力も大事だけど、色んな選手が集まって
そこから発生する偶然が後押しして生まれる
「場のチカラ」ってスゴイな〜と思った。

とにかく王ジャパンの選手達に感謝感激の1日でした。






←家具移動中に興奮してテレビをデジカメで撮りまくる私に
「落ち着け〜」と心配するワサビ。
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by kohakuza | 2006-03-22 03:13 | 見つけた。
中孝介 『Notus』
f0019410_295559.jpg先日、何となく聴いていたFMから
聞覚えのある声が聴こえた。
透明感と深みのある美しい歌声。
それは奄美大島出身の中孝介くん。(あたり こうすけ)
只今「それぞれに」と言うメジャーデヴューシングルが、
じわじわとヒットの兆しを見せているらしい。
私が彼のライブに行ったのは去年の夏、
靭公園のショヴィショバで、まだメジャーデヴュー前の事。
偶然聴いたアルバム「Notus」に一目惚れと言うか一聴き惚れし、さっそくライブへ出かけてビックリ!

何故かって言うと、アルバムのジャケットのデザインセンスや歌声や島唄のアレンジから想像するよりも、本人がとっても若く、素朴だったかったからです。ある意味、今のメジャーシングルの方が年相応のような気がする程この「Notus」のクオリティーは高く、美しいのです。これを聴きこんでるうちに、奄美大島へ旅立とうと思ったぐらい。(結局、屋久島に行ったんだけど・・・)

メジャーの海に漕ぎ出した、これからの中孝介くんも楽しみだけど、私の夏の名盤になった「Notus」のテイストもやり続けてほしいな〜。

ココから購入可能です。JABARAレーベル「Notus」中孝介
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by kohakuza | 2006-03-12 03:01 | music
パンデュースで一休み
f0019410_0282246.jpg行き当たりばったりなのに、とても小心者の私は初対面の人と会う前は必ず自分なりの予行演習をやっている。予行演習って言う程大それた事でも無いけど、最初の挨拶や話しのとっかかりなど
自分に教えておかないと、時々緊張し過ぎて大汗を出し、話しが見えなくなるからだ。
これは何度やっても上手くならないので資質の問題みたい。それからもう一つの大問題は、緊張してても空腹だとお腹の音がグゥウ〜〜〜と爆音で訴える事。これも脳の指令を無視して、鳴る訳でどうやっても克服できない。

そんなこんなで予行演習時は何かお腹に入れて空腹の虫を黙らせないといけない私は
本町から少し北へ上がって御霊神社の裏手にあるパンデュースで、打ち合わせと打ち合わせの間の
ほんのつかの間、美味しいパンでホッと一息いれている。
どんなアロマよりも私を落ち着かせてくれるのは、パン屋さんのドアを開けた瞬間かもしれない。

中でも最近の私の大ヒットパンはルヴァンのバターサンド
自家製天然酵母のパンにタカナシの無塩バターがはさんであるだけの
何ともシンプルなパン。でもかめばかむ程、心が落ち着く美味しいなのパンです。
こう言うパンに出会うと、小さなパンで人の心を豊かにするパン職人さんの仕事ってスゴイなーと
つくづく思ってしまうのです。
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by kohakuza | 2006-03-10 00:57 | 美味しいモノ
ムッシュ・ムシパン
蒸しパン専門店って珍しいですよね。
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昨日に続き阿倍野界隈。
阿部野王子神社とあべの筋を挟んで向かい側にある王子本通商店街をしばらく歩いて、
スーパーの前に『ムッシュムシパン』と言う、小粋なネーミングの蒸しパン専門店がある。
蒸しパンと言うと我が家では手作りの素朴なおやつ感覚なのだけど、ここのは素朴感を失わずして素敵な具材を入れてあり、ケーキでもパンでもないおやつの1品になっている。
卵や乳製品を使用してないのでアレルギーを持ったお子さんのおやつにも最適かも。

ところでこの小さな蒸しパン店のご店主、ムッシュは中々キュートな方みたいだ。
週に一度『蒸しパン新聞』なる物を発行し、店頭に置いてある。
この新聞が良く出来ていて読み応えがあって、とっても面白い。
(写真は蒸しパン新聞の上にアマンドショコラ蒸しパンをのせてます。新聞はサイトからも見る事が出来ますよ。)しかし小さめと言えど、お店を一人で切り盛りするのは大変なのに新聞を発行し、時々新しいメニューを考えて、何だか懐かしい絵本の主人公みたいに働き者のハリキリさんだなぁ。

新聞を読みながら、おやつの時間に蒸しパンを頬張っていると何とも幸せな気分になる。
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by kohakuza | 2006-03-06 20:07 | 美味しいモノ
あたりきしゃりき堂のドーナツ

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普段何気に通っていても、そこが歴史ある名跡だって事に中々気付かない事が多い。私の好物の1つ、昔懐かしいドーナッツのあたりきしゃりき堂の隣にある(正しくは神社のお隣のドーナツ屋)阿倍王子神社は陰陽師で有名な安倍晴明の生誕地だって事に気付いたのは、ドーナツを通算100個以上は食べた後だったかも?

安倍晴明(あべのせいめい)は、平安時代の天文博士・陰陽頭(おんようのかみ)で、朱雀、村上、冷泉、円融、花山、一条の6人の天皇に仕えた占いの神さま的な存在です。ちょっと前に映画化されてたし、占い好きな人なら誰でも知ってる有名人ですね。
てっきり京都の人だとばかり思っていたのですが、こんなご近所で生まれたのね〜と思うと、急に身近に感じます。


f0019410_18275147.jpgさて、少しだけ春めいて来た今日この頃ですが、公園でお弁当広げて食べる程暖かくもないですよね。そんな時のおやつに最適なのが、この
あたりきしゃりき堂のドーナツです。何と1個60円!砂糖付きと、何も付いてないのがありますが私はたっぷり砂糖付きをお願いします。おじさんが一人でやってらして中では美味しいコーヒー250円も飲めます。いつもたくさん買って友人宅などへ持って行くのですが、甘すぎずサックリしてるのでアッと言う間に無くなるのでした。ドーナツの画像が無いのは、そのせいです・・。

この界隈は天王寺から阪堺電車(チンチン電車)で3番目の駅、東天下茶屋駅でお降りるか
市バスですが、天王寺からだとそんなに遠くないので自転車なら気持ちいいです。
他にも何処か懐かしさの残る大阪らしい場所やお店が、たくさん残っていて春の探検に
ピッタリな町です。

ドーナツの写真はコチラから〜



あたりきしゃりき堂 
阿倍野区阿倍野元町9−7  TEL 06-6623-1890営業時間 
11:00〜20:00 日曜日定休
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by kohakuza | 2006-03-05 18:50 | 美味しいモノ
ナゾの足跡
忙しい!忙しい!と慌ただしくしてる時に限ってこんな事をやってくれちゃう。
机の上に少しの間、置きっぱなしのパレットを足で踏んで
四つ足全部に違う絵の具が、こびりついてる。キャーーーッ!しかも足跡がイッパイ〜
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本人は悪びれる事無く、シラーん顔である。↓
もしかして君たちの事をないがしろにしてる私への反抗声明か?
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それにしてもよく分からないのが、絨毯には足に付いてない色、
『茶色』の足跡のみが付いてるところ。
赤や青なら絵の具だと言えるのに、よりにもよって『茶色』とは・・・。
まるでウ○チじゃないのよ〜〜

しかも拭いても取れない・・・・。
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by kohakuza | 2006-03-04 00:24 | cat
デザインの現場 と Esquire
あぁ〜まったくもって大忙しだ!
久々にやってきた毎夜貫徹の日々。読みかけの本ももう前半部分を忘れてしまいそう。
もちろん書店で長々と本を眺め、立ち読みする事もできない有り様なのだけど
そうこうしててはストレスも溜まるので、ここはAmazonで買い物でもするかー。
と言いつつ、短編と言えど小説を買う訳にもいかないな〜と
思っていたところ、グッドタイミングで友人S君から
『デザインの現場 2月号、コレを買え!』との
優しいメールが来た。(彼も徹夜の日々だからか、命令口調?)

それで検索したところ デザインの現場 2月号 のテーマは
『デザインを読む!ブックガイド300』とある。
これは「本でたどるデザイン史」や「早わかり理論本と実践本」など
デザインを学ぶ時に読みたい、あらゆる角度から書かれた本を
色んな視点や人達が紹介していて、デザイン業に関わらずとも興味深い。

特に著書『自分の仕事をつくる』の西村佳哲さんのデザインと教育をテーマに紹介されてる本などは、実践でも理論でもなく「むしろ生き方を学ぶために」と言って紹介する本かもしれない。

1冊だけでネット買いするのは何だか贅沢な気がして(私だけかもしれないけど)
もう一冊、雑誌 Esquire を選んでみる事にした。
特集は『美しい本、一生大切にしたい230冊』こちらは大切にしたいビジュアルブックや、あんまりお目にかかれない台湾のビジュアルブックを都築響一さんが紹介してたり、
美しい本に精通した24の書店などが載っている。東京だけじゃなく関西の私の好きな本屋さんも選ばれてて何だか嬉しかったりした。

一見、同じようなタイトルに見えて中身は全く違うけど
小説を読むよりも、じっくり深読みできる2冊なのでした。
2冊を読んでるうちに、次に買いたい本のリストが15冊に膨れ上がった。

S君ありがとう〜お陰で仕事が進みません。


デザインの現場 02月号 [雑誌]
/ 美術出版社

Esquire (エスクァイア) 日本版 03月号 [雑誌]
/ エスクアイア マガジン ジャパン
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by kohakuza | 2006-03-02 01:21 | Books