ベアーズ・キス

f0019410_16433763.jpg孤独なサーカスのブランコ乗りの少女と
親を撃たれた小熊のミーシャ。
ミーシャを飼い育て愛情を注ぐうちに
クマは人間に姿を変えれるようになり、二人は恋に落ちる。
ロシアのシベリアを起点に、スウェーデン、ドイツ、スペインとヨーロッパを巡る道程で
現実世界とはかけ離れた部分にあるサーカスの世界と
その中でさえも許されない二人の恋。
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余りにも動物に対して愛情を注ぎ過ぎて
「あ〜お前が人間だったらね〜」などと
思うのは女性だけなのかな?
人間には無い(もちろん自分にも無い)
生き物の純粋な部分を見ると、
誰もが思ってしまうのかもしれない。
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素敵な題材の大人のおとぎ話のような映画ではあるが
もう少し、シベリア〜スペインへの距離感や
旅の特徴を出してほしかった。土地を移るごとに出て来る絵本のような見開きが無いと、
何処にいるのか曖昧になってしまう。
特にスペインからシベリアへ少女とミーシャが帰るところは
何だかとっても呆気ない。
ラストシーンまでもが希薄に感じてしまうので惜しいなー。
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とは言え、ローラを演じたレベッカ・リリエベリはとっても目力があってカワイイし、熊のミーシャを演じた
セルゲイ・ボドロフJr.(監督の息子)も独自の寂し気な瞳が魅力的だった。
他にはどんな作品に出演してるのか?と思って調べてみたら
『2002年9月20日、監督作の準備中に北オセチア共和国の山岳地帯で発生した氷河崩落に巻き込まれ、惜しくも30歳でこの世を去った.』とあった。
何て、残念な事・・・。
この映画を見た後だから、彼が純粋な動物へ生まれ変わっていたら
いいのにな。と思ってしまった。


オフィシャルホームページ BEAR'S KISS
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by kohakuza | 2006-02-19 17:38 | cinema


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