日本とトルコを繋ぐ樫野碕灯台
和歌山旅行の続き、潮岬灯台から串本大橋を渡って、大島へ向かいました。
串本までは何度も来てるのに、すぐ向いの大島に来るのは初めて。
ここは何だかギリシャみたい。何となく気候も海の色もエーゲ海みたいなんです。
・・・とか言いつつ、行ったコト無いのだけど。
f0019410_1834277.jpg
てくてく歩いた先に見えるのは、樫野碕灯台。小さいけれど、ドシッとしててお洒落さん。
1870(明治3)年に点灯された日本最古の石造灯台だそうで貫禄あります。
この灯台の丘一面に水仙が咲くと、とても美しいのだそう。
f0019410_18335683.jpg
この灯台だけでも、何だかヨーロッパの古い田舎町のようなんだけど
ここに向かうまでの道のりが、トルコアイスクリームにトルコ記念館、
トルコ絨毯屋さんと何故かトルコ、トルコ、トルコなのはどうして?
f0019410_21424036.jpg
と、不思議に思っていたら
その意味は、1890年(明治23年)9月16日に起きた『エルトゥールル号遭難事件』にありました。
f0019410_21504861.jpg
この樫野崎でトルコのエルトゥールル号が遭難した際、大島の島民の方達は
自分達の食料の備蓄もままならない中、献身的に生存者たちの救助と回復に努め
この結果、樫野の寺、学校、灯台に収容された69名が救出され無事にトルコへ
生還することができたらしいです。

何となく、この遭難については聞きかじった事がありましたが、約120年前に
こんな大掛かりな遭難事件と、それを救助した島民の方の物語が
あったとは驚きでした。
そして更に調べてると、この事件は 1985年のイラン・イラク戦争時の
日本人216名を救ってくれたトルコ航空機
の事へと
繋がっていたのです。
f0019410_22125297.jpg

ええーーっ!恥ずかしながら、こんな事があったとは!しかも
ここと繋がっていたとは、まったく知らなかったけど
何たる素敵な友好関係でしょう。
ふと、立ち寄った旅先の灯台にこんなに素敵な物語が
ひっそりと隠されていたなんて、何だか嬉しいような誇らしいような
ワクワクしてしまうような。
f0019410_2226690.jpg
トルコ絨毯屋さんの店先では、のんびりと絨毯の洗濯中。

平和な春の日に、人間の繋がりや縁というのは
やっぱり素晴らしいのだと思いました。

そしてトルコへ行ってみたいなー。
[PR]
by kohakuza | 2008-04-02 22:43 | 旅へ


<< エビ、カニ、養殖マグロ!そして猫。 潮岬灯台と突端のサクラ >>