『クマグスの森展』ワタリウム美術館
友人と外苑前のON SUNDAYSへ、とある本を探しに行ったところ
ワタリウム美術館で偶然にも和歌山が生んだ知の巨人「南方熊楠」の
展覧会が開かれていました。
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生物学、博物学、植物学、民俗学にとどまらない恐るべき探究心と
明治時代と思えない海外放浪生活。熊楠についての本などは何度か読んでいましたが
あまりにも時代とそぐわぬ破天荒ぶりが、ほぼ同時代の河口慧海と並ぶ
ちょっとおとぎ話の主人公のようにも思える不思議な人物だったんですが
今回、偶然にもじっくり彼の残した文献や標本などを見る事ができて
「やっぱり実在の偉人なのだ〜」と、いっそう惹き付けられました。
特に熊楠の海外放浪中の生活や研究対象は、あらゆるタブーを乗り越えていて
ホモセクシュアル、宇宙、タトゥー、人食、夢などなどに及んでいて
全然、枠にはまってない彼の生き方を表していました。
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熊楠らしい有名なエピソードの
粘菌の標本を入れて昭和天皇に献上されたキャラメルの箱も展示されてます。
そう言えば数年前に、熊楠を作家の町田康が演じて映画を撮る話しがあったのですが
お蔵入りになっちゃったのかなー。
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それにしても偶然とは恐ろしい物で、この日一緒に居た友人は何と日本キノコ粘菌協会?の
会員だったのです。彼女のこんな嬉しそうな顔を見た事がないわ!というぐらい
キノコの標本を嬉しそうに眺めていました。
ちなみに彼女とは全く関係ない私の知人も同じ粘菌協会員なのですが
そんなにこの協会はメジャーなのかしらん??
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南方熊楠 菌類図譜を満面の笑顔で購入する友人を見つつ、私もこんなTシャツ購入。
お好きな方にはたまらないらしい?かも。

2月3日(日)までと終わりが迫っていますが
一度入場券を買うと、会期中何度でも観れるそうです。
キノコの切手を集めた本や、水木しげるの「猫楠」など、楽しい関連書も
沢山置いてました。
ワタリウム美術館 『クマグスの森展』
2008年2月3日(日)まで、月曜休み




まったく熊楠とは関係ないけど、熊楠の本を読んでると
ふとFine Young Cannibals が聴きたくなりました。
「若い陽気な人食い人種」って名前のかっこいいバンド♪
Fine Young Cannibals 「She Drives me Crazy」

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by kohakuza | 2008-01-25 02:31 | art


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