ディック・ブルーナのデザイン
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デザインはシンプルであることが一番大事。
完璧であるだけでなく、
できるだけシンプルを心がける。
そうすれば見る人が
いっぱい想像できるのです。
これがわたしの哲学。

ディック・ブルーナ

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ミッフィーちゃんで有名なブルーナは、日本でも大人気のオランダの絵本作家。
でも本当のブルーナは、究極のシンプルを追い求めて見つけたブルーナカラー6色
のみを使って様々な世界を表現できるデザイナーでもある。
そんな彼の様々な仕事の歴史をたどるこの本を読んでいると
「わたしはこどものために絵本をつくっているのではありません」と
つぶやいた彼の仕事の奥深さを垣間みる事ができて、何度も読み返してしまいました。

むかしブルーナの原画展を観に行って、とても驚いた事は
その仕事のすべてが手描きであった事。
厚手の質感のある紙に丁寧に描かれた線は、同じキャラクターを描いていても
よーーく見ると、どれも違っていて微妙に震えているのです。
縮小されて印刷されてると、気付きにくいかもしれませんが
同じ物をデジタル的に描いた物と比べると、ハッと気付くでしょう。

いつも身近に「うさ子ちゃん」の絵を見てたはずなのに
原画を見るまで、その事に気付かなかった自分の眼が
ちゃんと見えてなかったんだなーと(近眼という意味ではなく)残念で
なりませんでした。
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そのシンプルな線を目で追ってると、まさに色んな想像が頭に浮かんでくるのでした。

ディック・ブルーナのデザイン (とんぼの本)
うさ子ちゃんのお父さんはスゴイなー。
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by kohakuza | 2008-01-10 23:42 | Books


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