カイロの紫のバラ

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私の大好きな映画の1本
ウディ・アレンの『カイロの紫のバラ』
映画を愛する人なら、このタイトルにビビっと来るに決まってる!と私は勝手に思っている。




主人公のセシリアは暴力をふるう夫に耐え、ウエィトレスとして働いている。
そんな彼女の唯一の楽しみは映画館へ通う事。
ある日何と映画の中のスターが彼女に話しかけ、スクリーンを飛び出して彼女と逃亡する。
映画の中と現実が入り乱れてのファンタジックでほろ苦いラブストーリー。
こんな無茶苦茶だけど、誰もが映画館で見てしまう夢の世界を違和感無く、
最後まで惹き付け感動させてしまうウディ・アレンは凄い。

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この映画が何故こんなに好きなのかと言うと、やはり映画を見るという事に
喜びに見出している人にスポットを当てているからだと思う。
最後、主人公は全ての物を失ってしまったのに、今までのように儚い虚構を
追いかけているのではなく、
本当に愛す事愛される事を知り、生き生きとした力強い目で映画を見続けます。

この映画を見ると涙が止まらず、
『バンザ〜イ映画があって良かった!』と心から思ってしまう。

世に出される全ての映画は
こんな風に映画を愛した人が
作り出すのだから気に入らなくても、
どこかいい所を探してみたい。
と、観客として初心に返る私でした。

・・・と言いつつ、
スグ忘れて文句言っちゃうけど。


カイロの紫のバラ
Woody Allen/ Mia Farrow/ Jeff Daniels
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by kohakuza | 2006-02-06 17:13 | cinema


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