『黒いオルフェ』
f0019410_045206.jpg

タイへ行ってた姉が言うには、「大阪の方がよっぽど暑い!」らしいです。
玄関から出た途端にジリジリと照りつける太陽、容赦なくメイクを流す汗。
こんな時はオトナシくお家で映画鑑賞しましょ。

ストーリーはギリシャ神話のオルフェウス伝説を基に、ブラジル詩人ヴィニシウス・デ・モラエスの戯曲を、マルセル・カミュ監督がリオ・デ・ジャネイロに舞台を置き換えて描いた魅惑編。
ギリシャ神話をリオを舞台に描くセンスが素晴らしい。
カルナヴァル前夜から物語は始まるのですが、その熱気と興奮と色彩の鮮やかさが
サンバのリズムに重なって、たちまち虜になってしまうのです。
あぁ・・・いつかリオに行ってみたいなー。(こんなに暑さに弱いくせに)
f0019410_1295830.jpg

この『黒いオルフェ』を最初に見たのはいつだったのかな?
日本の地面を掘って掘って、突き抜けたらブラジルがあるって事も、
ボサノバって美しい音楽がこの世にある事も知らなかったくせに、
コックリさんとノストラダムスの大予言は信じてたような子供の頃の
ある夏の昼下がりにローカルTV(多分サンTV)のお昼の映画でやってたのを
たまたま目にして釘付けになってしまった映画です。
しかしこの時は、ストーリーなどはまったく理解できず、
主人公のオルフェとユーリディスの悲恋物語よりもオルフェの婚約者の
ミラの情熱的な踊りと恐ろしさとか、音楽のリズムに只ただ見入ってしまったみたい。

その後、まったくブラジルと接点のない生活のまま大人になって
ふとしたきっかけでブラジル音楽を知るようになって、
あの時の音楽はコレだったのか〜と、初めてリンクし、もう一度見直したら
音楽も映像も素晴らしく、記憶の片隅に残ってた興奮の意味が
やっと理解出来たようで嬉しかった。
こう言う体験も「アハ体験」って言うのかなー。





黒いオルフェ(ポルトガル語版)
/ アイ・ヴィ・シー
[PR]
by kohakuza | 2007-08-09 02:40 | cinema


<< 『卍』 まんじ ボローニャ国際絵本原画展 >>