雨上がり一色文庫
追加記事:一色文庫さん
は2008年10月19日に新店舗へ移転しました。
新しいお店は11月中旬にオープン予定です。


梅雨入りした大阪の街を一色文庫へふらりと向かいました。
ここでは相変わらず時間もネットも関係なく、ただただ本が黙って待っててくれる。
ドアを開けたら椅子に鞄を置いて、まずは旅の本棚からじっくりと。
建築やデザインの本棚もフムフムと丁寧に見て、
あれれ?前来た時に今度買おうと思ってた本がなくなってるなーと、密かに悔やむ。
そこから中央テーブルの平置き本を軽くやり過ごし、小説の文庫、単行本の棚へ
毛糸のレース編みのカバーがかかったを小さい木のスツールを前にトンと置き、
座り込んでじっくり観察。
この間、目に止まると言うよりは本の方からお呼びがかかった本を
引き抜いて、中央テーブルにキープ。

本の中には「俺を読んでみろ!」と激しく主張する者や、
「もしよかったらどうぞ。」なんて奥ゆかしい者や、「貴方に私が理解できるのかしら?」と
思わせぶりな者まで様々。私は思いっきりアピールされるよりは視界の端っこの方で
手を振って、そっちを見ると知らんぷりしてるようなシャイな本が好きで
つい買ってしまうけど、開いてみると意外と大胆なヤツだったりして
驚かされる事もある。

こんな調子で本棚を一回りしたら、最後は絵本や児童書の棚で懐かしい本達に再会。
数冊引っ張り出して、先程から中央テーブルに勝手にキープしてる本と一緒に
赤いソファーでしばし読書し購入する本をゆっくり選ぶ。
このソファーが程よく座り心地悪くて、いい感じ。
コイルがお尻にビヨーンビヨーンと跳ね返る。

そんな勝手なお客の私が、楽しい妄想に浸りながら本を選んだり読んだりしてる間
ココの寡黙な店主は、机の奥で野生動物のように気配を隠しておられます。
別に隠れてる訳じゃないんだけど。

アッと言う間に時間が過ぎて、出て来る頃には雨も上がって日も暮れて。

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贅沢な1日の終わりでした。
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by kohakuza | 2007-06-15 18:06 | Books


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