フランス映画祭 『恋愛睡眠のすすめ』
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今年は高槻だけじゃなくて難波でも開催されたフランス映画祭2007in大阪。
私が観たのは、以前から楽しみにしてた『La Science des rêves』
邦題は『恋愛睡眠のすすめ』←う〜ん?
(英題の『The Science of Sleep』でよかったような気もする。)
期待はしてなかったけど監督のミッシェル・ゴンドリーのトークイベントは東京のみ。
残念〜。

さて、映画を観るかなり前からサウンドトラックを聴きこんでたのは果たして
良かったのか悪かったのか?
と言っても、音楽の流れが分かってたからって
映画の内容が手に取るように分かるかと言えば全然そうじゃない!

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だって夢と現実が混同していく恋のお話しですから、先はまったく掴めません。子供の頃、住んでいたパリにメキシコから数年ぶりに戻った夢見がちな青年ステファン(ガエル・ガルシア・ベルナル)が彼の魅力的な隣人ステファニー(シャルロット・ゲンズブール)と恋に落ちた時、夢と現実が交錯する。・・・と言うか夢と現実の境目と言うより、夢に妄想がプラスされてステファンにも私達にもどっちなのか?分かんなくなっちゃう訳です。


それにしてもぎこちなく不器用で、まるで縫い目ガタガタな縫いぐるみのような愛おしさを持つ主人公のステファンとステファニーの設定にガエルとシャルロットの二人がピタリと重なる。
シャルロット・ゲンズブールの素の美しさと吐息のように消えそうな声が
本当に魅力的だったな〜


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ゴンドリー監督ならでわの映像も満載。実写とストップモーションの組み合わせ方が
全体的にこの映画の象徴になってる「壊れたオモチャ」的な味わいを出してて
惹き込まれてしまいます。
エンディングにもかかるDick Annegarnの「Coutances」も心に残る。

少々好き嫌いに別れる映画だろうけど、ネガティブとポジティブが秒単位で切り替わる
恋愛した時の夢見がちな妄想感には、すこぶる共感です。

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一番左からミッシェル・ゴンドリー監督とこの映画の出演者。(上の写真の猫3匹です)
何かこうやって見ると、意外と監督が一番俳優らしく見えるのは私だけ?



『恋愛睡眠のすすめ』オフィシャルHP
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by kohakuza | 2007-03-23 15:55 | cinema


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