『悪魔人形』 江戸川乱歩
TEIMさんのサイトからいただいた『本好きさんに50冊の質問』のQ.01の続きです。


Q01. 小学校・中学校のころに読んだ、おもしろかった本を2冊教えてください。


先程のにドリトル先生航海記
続き2冊目を紹介します。ドリトル先生が両手を広げて
子供を迎え入れていた本だとすると
こちらは学校の図書室の片隅を占領していたわりには、ちょっと禁断の書のような
雰囲気をかもし出し、ふとそこへ目がいくと本がこちらを見ていて
手招きしてるような本でした。
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多分私の目にはこんな風に見えてたかも→
すでにボロボロだった本が更に怖さを増していました。






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それは少年探偵 江戸川乱歩全集
多分20冊以上あってどれも表紙絵が怖い!
だけど見たい!と思わせるようなものばかりでした。
この表紙の絵と1ページ目にも
カラーで描かれた絵が入っていたのですが
内容よりもその絵とタイトルを見て
想像を膨らませていたのかもしれません。
だからこの中で1冊を選ぶとなると
ちょっと内容的にはうる覚えなところもありますが
『悪魔人形』でしょうか。
現代版では改題されてとなっています。



内容は公園で遊んでいる女の子に人形を持った老人が近づいてきて
腹話術を使って女の子をさらっていくと言うような、(表紙絵から想像する通り?)
現代では小説の題材にもならない程現実的な話しになってしまいましたが、
この頃はまだこのような小説が一種の現代の怪談的な要素をもっていたと思います。

そして少年探偵が難解な事件を解決して行くのが、何ともカッコ良かったのであります。
現実と小説がまだ別々の世界であった時代なのかな。

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現代版の表紙はこれですが、やっぱりイイ感じで
怖がらせてますね〜   
魔法人形
江戸川 乱歩 / ポプラ社
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by kohakuza | 2006-01-05 17:06 | Books


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