ベルヴィル・ランデブー
劇場で見た時も、ひたすら不思議な感動をあたえてくれたフランスのシルヴァン・ショメ監督の
『ベルヴィル・ランデブー』DVDを購入したのはいいけど、中々落ち着いて見る機会が無かったので、この連休を生かしてじっくり見る事にした。
劇場では見落としてたキャラクターの細やかな動きや、場面の展開、そして物語の不思議な世界観、改めて見てもやっぱり新鮮な感動。フランス万歳〜!
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ストーリー
戦後まもないフランス。内気で友達のいない孫のシャンピオンに、三輪車を買い与えたおばあちゃん。シャンピオンは夢中になり、来る日も来る日もおばあちゃんの指導のもと厳しいトレーニングを重ね、ついに世界最高峰の自転車競技の祭典、ツール・ド・フランスに参加するまでになる。しかし、レースの最中にシャンピオンが謎のマフィアに誘拐されてしまう…。最愛の孫を救うため、海を越えて摩天楼そびえ立つ巨大都市“ベルヴィル”に辿り着いたおばあちゃんと愛犬・ブルーノ、そして偶然出会った陽気な三つ子の老婆達による不思議な大冒険が始まる…。
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全編ほとんどセリフは無し。キャラクター達の表情とスウィングジャズ風のリズム。
絵もセルタッチと3Dを駆使し、自転車のスピード感なんか臨場感たっぷりで身体が動いてしまいそうだ。すべてが細やかで素晴らしいのだけど、絵だけでは80分間もこんなに惹き込まれる事は無理。何よりもこの作品の完成度をあげてるのは、ストーリーだと思う。
ディズニーアニメみたいに分かりやすーく設定説明されてはいないけど、曖昧な部分が
逆に物語に深みを出していると思う。


f0019410_18435139.jpgベルヴィルって何処なの?って事も多いに疑問だ。アメリカを皮肉ってるようにも思えるけど、マフィアが自転車レースで賭博するなんてアメリカっぽくないしな・・・。街並はヨーロッパぽいような、ニューヨークぽいような。

それにしても全編とおしての音楽も素晴らしい!
でもやっぱり三つ子のお婆ちゃんのスィングは最高。

世界中で沢山の賞を取ったにもかかわらず、
意外とマイナー作品の扱いなので残念。
決してカワイイだけとは言えないキャラクターとちょっと
グロテスクな表現もあるけど大人も子供も楽しめる素敵な
映画。フランス版アメリカ版のwebサイトも
見応えありです。



ベルヴィル・ランデブー オリジナル・サウンドトラック(CCCD)
サントラ M Beatrice Bonifassi Lina Boudrault Marie-Lou Gauthier Jean-Claude Donda / 東芝EMI
ISBN : B00069BOMS

ベルヴィル・ランデブー
/ ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
ISBN : B0009ETCD8
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by kohakuza | 2006-07-16 18:55 | cinema


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