ZINGARO 『BATTUTA』
やっと間近に観る事ができました。
騎馬スペクタクル ZINGARO ジンガロ 『BATTUTA バトゥータ』
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38頭の美しい馬と騎手、そして音楽。
目の前で砂を巻き上げて加速していく馬と騎手がエネルギッシュに
時にはストップモーションのように静かに交差していきます。
今回の演目『BATTUTA バトゥータ』のテーマはルーマニアの
ロマの結婚式に描かれる、遊牧民の躍動感ある自由な生き方。
ジンガロにはセリフは無いのですが、目にした人すべてが
国境に関係なく、遊牧するロマの人達と同じ風を頬に感じられる。

演目の着想を考える時、まず音楽を決めるというジンガロの創設者バルタバス。
今回のミュージシャンはモルドヴァ地方のブラスバンドと、
トランシルヴァニア地方のストリングスで、2組の楽団の音楽が
物語なき物語をいざなっていました。
ファンファーレ・シュカールとタラフ・ドゥ・トランシルヴァニアという
バンドの演奏も素晴らしかった!

とにかく馬と人と音楽の総合芸術なのですが、そこには恐ろしい程レベルの高い
馬術の技術や、バルタバスを中心として、公演中生活を共にし
世界を自由に巡るジンガロを創り上げる人達の
「絆」のパワーに魂を揺さぶられてしまいます。

あぁ、もしも目が10個ぐらいあったら、すべての動きや衣装のデザイン
騎手達や馬の表情まで追えるだろうけれど
とてもじゃないけど2つの目と耳では、見きれませんでした。
夢のように美しく、短過ぎる90分。
会場に入った瞬間の馬の香りが忘れられません。
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2年前にフランスで観た、同じくバルタバスの主宰する
ヴェルサイユ馬術アカデミーのエントランスホールも
エルメスカラーで素敵でしたが、今回の木場公園内ジンガロ特設シアターにも
エルメスショップがありました。
等身大ぐらいの木彫の馬が、さすが♪という感じです。
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観る前から興奮おさまらぬので、ワインで心を落ち着けるつもりが
余計に盛り上がってしまいました。

ジンガロは過去の公演を再演する事はないので
この『BATTUTA』を観られるのは、今回だけ。
そう思うと、もう一度観たくて観たくてたまりません。

ZINGARO 『BATTUTA』日本公演HP



美しき野蛮人、バルタバス

ジェローム・ガルサン


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by kohakuza | 2009-02-06 02:16 | art


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