『私の船長さん』
M.B.ゴブスタイン 作 / 谷川俊太郎 訳
『私の船長さん』という、シンプルな線画で描かれた小さな絵本を
本屋さんで見つけました。
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この物語の主人公は、棚にに置かれた木製の小さな人形。
ある日、自分の棚の下の窓枠に一艘の船が置かれたのを見て
その船に乗って自分の所にやって来るだろう
未だ見ぬ船長さんを想って、彼とのロマンスを想像します。
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だけど彼女は、船長さんと手に手を取って冒険に出る訳でもなく
魔法がとけて、人間の姿に戻るような劇的な事もなく
ただ淡々と窓辺の棚の静かな生活の中で、幸せな想いに包まれるのです。
静かで切なくもありますが、読み終わった後に
じんわり心に温かさがあふれました。

私の棚に置かれた小さい人形達も、それを時おり眺めてる私も
こんな幸せな気持ちで、静かな日々をおくる事ができたら
嬉しいのだけれど。


私の船長さん

M.B. ゴフスタイン 作 / 谷川俊太郎 訳


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by kohakuza | 2009-01-18 17:33 | Books


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